■ BRAND CONCEPT & PROFILE

19世紀の手法、そこに更に現代的な要素を用い、肌触りの良さや動きやすさを考慮しました。

縫い代の厚みや生地の重さなどストレスとなる箇所を可能な限り減らし、ソーイングマシーンワーク一つ一つへのこだわりや、一重裁ちの手法など、宮下の美学が随所に見られます。

あらゆるモノを知り、触れてきた大人の為のリラックスウエアを作りたいとの思いから今回のコレクションへと至りました。

宮下の洋服作りは数学的であり、様々な生地や付属の特性を活かし、更にスタイリングバランスをも計算されています。

ストレッチ性のパーツによる生地の歪みやたるみ、解体書通りの手順でないと縫製出来ない構造、取り付け可能な衿やフードは気軽に持ち運べるようコードがついていたり、ライナーが主役となり表に剥き出したジャケットなど、全く新しいアイテムが揃います。

“肌に触れるモノは心地よい良いモノでありたい”との想いから、ベース地に表地を縫い付けるという手法を用い、同時に伸縮性の素材をベースに用いることにより機能性をも考慮しています。

サイズ展開もアイテムごとに異なりますが、“デザインバランスを崩したくない”という宮下のこだわりであり、生み出されるモノ全てに対する並々ならぬ思い入れによるものであります。

生地の風合いと伸縮性を妨げない為に芯地を一切省き、体になじむよう構築してありますので、ユニセックスとして女性の方にも着て頂けるように作られています。